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突如出現したGorilla Attack、結成の思いやクリエイティブを原案プロデューサーのたなかが初語り。

2021/02/28 Gorilla Attack

TOKYOに突如出現したヒガシローランドとニシローランドからなるラップユニット”Gorilla Attack” 。その正体は謎に包まれていたが、2/27に開催された「CP＋ 2021 -ONLINE-」に映像ディレクターのYPと共にGorilla Attackの原案プロデューサーとしてたなかが出演した。

いままで原案プロデューサーなどの正体も謎に包まれていたGorilla Attack。

突如出演の前日、2/26にたなかが自身のTwitterで「実はGorilla Attackというユニットの原案・プロデュースを手掛けており、昨年9月リリースの1st EP「GORILLA CITY」トータルプロデュースを担当しています。ゴリラへの憧憬を、どこでもないどこかで歌う二人組です。」と語った。

開催された「CP＋ 2021 -ONLINE-」では映像ディレクターのYPと共に登壇。

YPは2020年9月9日にリリースした「GORILLA CITY」より、「隔世 gorilla」「Gorilla Step」のMV、Gorilla Attackのビジュアルを手がけ、その高い技術力と巧みなCGにより話題を呼んだ。

Gorilla Attack – 『Gorilla Step』(Official Music Video)

https://youtu.be/Ai7_4bvkbqY

たなかは「Gorilla Attackはバーチャルの世界で二人(ヒガシローランド、ニシローランド)が生きていて、二人組で活動している。フィクションの存在であることで、普通のアーティストでは表現できないことが出来るアーティストを目指している。

例えば実在する誰かには肉体があるし、声があるし歴史がある。実在していればその印象からは逃れられない。この活動ではそれを切り離したかったので、いままで名前は出していなかった。自由なアートを作りたくて、Gorilla Attackを立ち上げた。」と立ち上げの経緯などを語ったのち、「Gorilla Attackを聴いてくれている人にとって、フィクショナルな存在であることをもっと分かりやすく伝えることが必要だと思った。たなかとは全く違う、Gorilla Attackとしての活動を伝えていくためにあえて、原案を自分が行っていることを公開した」と今回自身が登壇した理由も語った。

また、YPは「Gorilla Step」のMVについて「自分の作品の中で一番気に入っている作品。技術的にも新しい機材を使用し、新たな事にチャレンジした。Step(階段)ということで階段を使用したり、幾何学を使用したり、ゴリラ二人のストイックさと深層心理に深く潜っているような地下から地上に飛び出る、自分の次元を飛び越えていくという設定。俺たちは進み続けるしかないというところを表現した。」と語っていた。

今後の活動についてたなかは「Gorilla Attackの作品世界をより深く表現していくために、小説を書いてみようと思っている」と語った。

改めて「Gorilla Step」の映像を楽しみながら、今後のGorilla Attackの活動にも目が離せなさそうだ。

■Gorilla Attack

2019年8月、水溜りボンドのカンタ(佐藤寛太)が監督し、俳優の清水尋也が出演したMVがネット上で話題を呼んだ1stシングル、”Gorilla Anthem”を突如リリース。以来、1年以上沈黙を守っていたヒガシローランドとニシローランドを名乗る2MC’s、Gorilla Attackが遂に本格始動。2020年9月9日には7曲入りの1st EP『GORILLA CITY』をリリースし、その全貌を明らかにした。